AdMediator を使うと Microsoft Advertising と AdDuplex の広告をいい感じに出してくれます。
広告プラットフォームのサポート状況は 広告ネットワークの選択と管理 を参照してください。
基本的には 広告の仲介コントロールの追加と使用 (Windows) に従ってコントロールを追加します。
1. Microsoft Universal Ad Client SDK をインストール
Microsoft Universal Ad Client SDK 拡張機能 から SDK をダウンロード&インストール。
Visual Studio の再起動が必要です。
2. XAML デザイナーにドラッグ&ドロップ
ツールボックスの AdMediator Universal にある AdMediatorControl を XAML デザイナーにドラッグ&ドロップすると必要な広告メディエーター アセンブリ参照がプロジェクトに追加されます。
※コントロールは追加されません。
3. もう一度 XAML デザイナーにドラッグ&ドロップ
手順 2 では参照の追加だけなのでもう一度ドラッグ&ドロップをしてコントロールを追加。
下記のように ID が生成されれば成功です。
<Universal:AdMediatorControl x:Name="AdMediator_F3EEB8" HorizontalAlignment="Left" Height="250" Id="AdMediator-Id-F7568647-90DB-48BC-B3CA-58E5B6EBC146" Margin="216,214,0,0" VerticalAlignment="Top" Width="300"/> |
※Microsoft Universal Ad Client SDK Version 2.0.2 まではドラッグ&ドロップしても ID が生成されなかったのですが Version 2.0.4 で ID が生成されるようになりました。
※ただしドラッグ&ドロップしたときに同一 XAML に定義されている DataTemplate の x:DataType が削除されるので修正が必要です。
4. 広告ネットワークの構成
ソリューション エクスプローラーでプロジェクトの名前を右クリックし、[追加] をクリックします。
次に [接続済みサービス] をクリックして [接続済みサービスの追加] ウィンドウを表示します。
[広告メディエーター] をクリックし、[構成] をクリックして [広告メディエーター] ウィンドウを開きます。
AdMediator.config ファイルがプロジェクトに追加されます。
[広告ネットワークの選択] を選び、使用する広告ネットワークを選んで、[広告ネットワークの選択] ウィンドウで [OK] をクリックします。
以上で完了です。実行すると Microsoft のロゴが表示されます。
5. 広告サイズの変更
手順 4 までで広告の表示はできますが広告のサイズを変更したい場合は Width, Height プロパティを下記の値に設定します。
詳しくはドキュメントの サイズと位置を調整する を参照してください。
Microsoft Advertising 用にサポートされる広告サイズ
Windows 10 と Windows 8.1:
160 x 600
250 x 250 (このサイズで使える広告はほとんどありません。フィル レートと eCPM を最大化するには他のサイズを使うことをお勧めします)
300 x 250
300 x 600
728 x 90
Windows 10 Mobile、Windows Phone 8.1、Windows Phone 8:
300 x 50
320 x 50
480 x 80
640 x 100
【参考】
広告の仲介を使って広告収入を最大限に高める方法 (Windows)
Windows 10 Advertising SDK Walkthrough
Ad ID not inserted when universal ad mediator control added to XAML page.
How to integrate “Ad Mediator” in your apps?